東大理系 傾向と対策 2026最新版

理系東大入試は,近年「明確な意図」を持って作られている?

全科目を見渡した難易度調整を本気で始めた東大?

最新東大入試の傾向と対策(総論)をざっくり書いていきたいと思います。 

受験生時代に解いた過去問も含めると,直近20年は東大理系入試を見てきているわけですが,直近数年の東大入試を見て勝手に思うのは,

「全科目を見渡して,科目ごとの難易度調整を細かくして,東大に入って欲しい人を,東大側が前期入試で選抜しにきている」

ということです。2020年くらいまでは,科目の難易度はそれぞれ単体で調整されているイメージでした。

例えば,「去年化学むずくしすぎた。さすがに平均点低すぎたから今年は簡単にしとこ」→「次の年化学だけ異常に簡単」といったような具合です。

2026の「英数難化」「理科易化」は偶然か?

各予備校の講評を見ても分かる通り,2026は英数難化,理科(物理・化学・生物)易化だったわけですが,これは偶然でしょうか?

私は,これは偶然だとは思っていません。

まず,理科3科目とも簡単め・しかも各科目の難易度が大体揃っている,というのはこれまで見られなかったことで,「どの科目も簡単めな試験にしよう」という明確な調整を感じます。

陰謀論的に解釈するならば…

英数どちらも難化は偶然かもしれないなぁと思いつつも,実際に合格しやすかった人はどんな人だったかということを考えると、陰謀論的に解釈するならば、

「英数に真面目に向き合いきれず解法暗記に走って,かつ短期完成型の理科ばかりやっている割に本番ではちょこちょこミスるような,本質的でない勉強を重ねてきた人は入ってきてほしくありません」

という翻訳もできないこともないわけです。

ここ数年東大が各科目の難易度を細かくいじっているのを見ると,毎年入試結果を見つつ,会議して何かしら方針を決めてるんだろうなぁとは思います。

これからの東大受験生は何をすればいいか

ある種残酷な試験になった

2026は,「英数の地道な勉強をしっかりした,頭がいい人」が受かる試験でした。これはある種残酷なことで,あの難易度の英数に食らいつける地頭がないと,受かりにくくなったわけです。

2010年代の,「努力すれば,英数典型問題を解けてキープ,理科テクニックでボーダー超えて合格」時代とどちらがいいのかは意見が分かれるとは思いますが,今後も似た傾向が続くとするならば,向き合い方も変えないといけないでしょう。

英数をちゃんとやる

これに尽きると思います。塾,学校で習う解法の暗記&網羅だけではなく,自分の頭を使って考える,これでしかあの問題を解けるようにはなりません。

理科の取りこぼしは致命傷

英数の難易度が上がった分,理科が間に合っていない状況は致命的です。典型題を網羅しつつ過去問をしっかり研究し,「本番でミスらず解ききれる」状態まで仕上げなくてはなりません。

おわりに

2026の最新東大入試を振り返って,全体的な傾向をみてきました。科目バランスを整えることが何より重要であることが,お分かりいただけたと思います。

また来年、難易度構成がガラッと変わる可能性は大いにあるわけですが、

「英数から逃げない」
「理科に頼りすぎない」

ということが大事なトレンドは続きそうな気もしています。

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