医学部受験 傾向と対策 2026最新版

基礎学力と過去問対策の両輪が重要

鉄緑会で医学部対策を率いていました

前回の東大に引き続き,医学部受験の傾向と対策を書いていきたいと思います。

生物を担当していたこともあって,鉄緑会では医学部対策コースの責任者でした。

東大受験者と同じくらい,むしろそれより多く,首都圏在住医学部受験者の指導・コーチング経験があります。

医学部受験に必要なこと

東大志望であれば,一年中東大の問題のことばかり考えて暮らせばよいわけですが,医学部では併願する人が圧倒的多数ですから,

「どの医学部にも通用する基礎学力」+「各学校の過去問対策」

をうまく調和させる必要があります。

いきなり「〇〇大学専用」の勉強を始めると,志望校変更が効かなかったり,併願校の問題を解けなかったりすることになりかねません。

とはいうものの,総合大学で他学部と共通の試験でない限り,試験のクセが強いのも事実なのが厄介なところです。

医学部受験生が共通して持つべき認識

医学部と言っても,難易度も傾向もバラバラですから,一概に「これが傾向だ!」ということは言えないのですが,医学部を志す人が共通で持っておくべき認識を書いていきます。

理科に頼れ!

東大では「理科に頼りすぎるな」と書きましたが,医学部では理科の力は絶大です。

これまで,「英数がイマイチだったけど,理科をめちゃくちゃ頑張って合格した」という例を数多見てきました。

近年,理科の配点自体を上げる学校も増えてきており,まあ医学部なので当たり前といえば当たり前なのですが,「理科はできていてほしい」というメッセージは,どの学校も根底にあると思います。

医学部理科の問題を見ていると,いわゆる「受験テクニック」が大活躍する問題の出題頻度が多いイメージで,地道な勉強が報われる学校が多いです。

基礎を固めて,典型題を解きまくって,過去問でクセが強い学校に対応して,という流れが功を奏します。

英語ができると,一気に楽になる

医学部に限らず,大学受験全般では,英語ができると点数が安定し,上に行けるわけですが,医学部ではそれが顕著です。

「英語チート」と呼ぶべきかもしれませんが,英語が得意な人は一気に戦いが楽になります。

ただ,気をつけないといけないのが,学校ごとのクセがすごいということです。「英語が得意なはずなのに,ろくに過去問を解かずに突っ込んで撃沈」パターンは避けなければなりません。

学校によっては医学英語が必要になりますから,受験校の英語の過去問には早めに目を通しておきましょう。

数3苦手は致命傷

医学部受験といえば数3です。

医学部における数3の出題頻度は高く,数3は訓練によって「半分作業ゲー」に落とし込める科目ですから,どんなに数学が苦手な人でも,努力して数3は仕上げていく必要性があります。

「英語・理科で安定して稼ぎつつ,数3を苦手にしない。数学は耐える。」

を実行することができれば,東大や京大などの難関総合大学以外の医学部には,打ち勝っていけるでしょう。

おわりに

どうしても抽象的なアドバイスになってしまいましたが,「まだ志望校が明確に決まっていないけど,医学部に行きたい」と思っている人は,上記アドバイスを参考にしてみてください!

次回は,より具体的に「医学部受験生は,どのようなタイムスケジュールで過ごせばよいか」というテーマで,志望校選択や,それぞれの時期にすべき勉強についてお伝えしたいと思います。

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